このままずっと走り続けたい
シドニーオリンピックのマラソンの優勝者、高橋尚子さんの言葉です。
私はこのときをテレビで見ていて、たんたんと走っていた高橋選手が競技場のラストのテープを切った後のコメントで「気持ちよかった」というような内容だったのを聞いて「う~ん」と考えさせられました。
マラソンや他の肉体の限界に近い力がいる激しい競技などでは、やはり肉体のエネルギーが最大限に使われます。だから競技者はしんどいのが普通でしょう。
しかしこのときのマラソンで高橋さんの心の中では「このままずっと走り続けたい」という思うくらい楽しかったというです。
私も幼い時に「楽しい」という気持ちではありませんが、疲れを感じないで走り続けたことがあったのを思い出しました。
ここらへんに心のあり方や使い方のヒントがあるのです。