2019年2月12日にTwitterで白血病であることを明かし、治療に専念しているという水泳選手の池江璃花子さん。
その翌日には「今は、完治を目指し、焦らず、周りの方々に支えて頂きながら戦っていきたいと思います」と病気と戦うことをあらためて告げていました。、、、、
というニュースを見ました。
もし可能ならば私のブログを見ていただければと思いますが、もし読まれたならば、
ご理解いただければと思います。
まず病気と闘うという思いはやめたほうがいいのではないでしょうか?
病院で治療をすることは大事なことです。
負けたくないというお気持ちはわかります。
しかしこの機会に大事なことを気づいてほしいと思います。
私から言えば、病が生じたのは因果関係の結果で池江さんの肉体に生じています。
ですので自分の体に生じた病気に対して敵という観念はやめたほうがいいのです。
理屈的にもう少し詳しく説明することもできますが、要は自分の体にできた病気というものは、因果関係があり、すでに自分の体内に存在していますので、内部に存在する敵と戦おうということになります。
それまで内在はしていたけれど表面化してきて活動盛んにしようとしている存在に対して勝利しようというお考えよりもまずその現況を受諾することから始めるのです。
治療もクスリなどを使用することでしょう。
その薬や治療方法に効果があるかもしれません。
しかし全面的にそうとは言えないこともありえることでしょう。
そうとうしんどいことがありえます。
いつか耐えきれないかもしれない。
戦うということは負けることもあるかもしれない。そうすると不安がよぎってくるのです。
ではどうすればいいでしょうか?
一例で申し上げれば、インドのガンジーの言動を参考にしていただきたいと思います。
ガンジーは当時のインドの悪徳側からの圧力や暴力に対してどのように対処したでしょうか?
そうです。非暴力です。
ガンジーのそのような根気はどうして続けることができたのでしょうか?
現実を受諾し、客観的冷静な目で本質を見据えながら行動していたのです。
そしてその結果、民衆だけでなく世界の民衆をも味方にしたのです。
そうしていくうちに悪徳側のほうから崩れていったのです。
病気の時は、安静と食事がまず第一。
周りの人たちへの気を全く使わないことです。
また周りの人たちは病人に気を使わせないように努めなければなりません。
そして自分の信じている医者や治療方法にのっとります。
いろいろな薬を続けるのは要注意です。
自分なりにネットで調べることができます。
できるだけ自然な物を活用することをお勧めします。
一方の心の持ち方を変えます。
方法はいろいろとありますが、単刀直入に言えば心の力を信じることです。
ですので自分との戦いということはあるでしょうが、病気と戦うということではないのです。
癌でもそうですが、その組織と戦って勝ちたいというよりも癌と共存していくうちにいつしか、がんがいなくなっていったというイメージなのです。
古道的には「戦わずにして勝つ」ということもあります。
どうか世の苦しんでいる人たちや池江さんにも届きますように。