人生と歴史の点と線

この世の生は肉体の寿命がくれば朽ちて旅が終わります。

しかし魂はあの世へと旅立って生きて行くのです。

歴史もまた連綿と続け、生命の心、魂が体験しながら動いていくものです。

誰かが現代の生きざまと本質を見て感じて、深く内情を冷静に解き明かせば、その過去及び歴史の内実、生き様の真実を解き明かすことができることでしょう。

もし日本人が、約束を違え、他人から暴利を貪り、あるいは他国を侵略しようと企てるような特質をもつ民族かどうかなどは、日本に来られて実地体験していただくことになれば、自ずから判然としてくるものと思います。

日本人の生活態度、民度、文化、それらから本質を見つめていただければ、過去の日本人の行動の本質を想定していただくことになるでしょう。

歴史の真実は、プロパガンダの中にはありません。

むしろその対局にあります。

真実の内実は、点として線となり歴史となり、未来へとつながっていくのです。

真実は、常に歪曲されたり、嘘で作られやすいことに惑わされないようにしたいものです。

生命は、心を主体とした肉体とともに、点という一瞬のこの世の体験という旅をしながら永遠の魂の成長という宿命を歩んでいるのです。

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