大阪なおみと高橋尚子と白隠禅師

( Samurai Road )

女子テニスの大阪なおみ選手が先日、全豪オープンで優勝しましたが、このときの彼女の態度や顔の表情は淡々としていました。私はこれを見て彼女は優勝するだろうと思ったものです。一打一打の勝ち負けに喜怒哀楽を感じずにヒョウヒョウとテニスの試合を行っているように見えました。おそらく途中から気持ちよくテニスができていたのだと思います。何事も物事に打ち込むときはそういうふうになれればいいと思います。

私たちは誰でも心が動揺すれば物事がよく見えず判断に誤りやすくなります。

仕事の時も勉強の時もいろいろな場面で動揺や不安や激情が交錯し広がりやすいのですが、それではいい仕事や勉強ができないと思います。

ではどうすればいいというのでしょうか?

先に私は平沼専蔵や高橋尚子さんの話を書きましたが参考にしてください。

もう一つは、江戸時代に白隠禅師という500年に一人と言われた、たいへんな方がおられました。この方の言葉に

「己が心の喜怒哀楽、起こる源是れ何ぞ、眼耳鼻舌身使う主」「寝惚之眼覚」

やはりすごい。

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